りんご産業を守るため
りんご産業の担い手不足により、りんごの生産量が減少しつつある青森県で、りんご産業を守るための武器の一つとして、アップルブランデーを味わう機会・触れる文化を増やしていきたい、という想いから当研究所を作りました。
ロゴに込めた想い
津軽弁では梟(フクロウ)のことを「もほどり」と呼びます。古くからフクロウはリンゴの害獣であるハタネズミを捕食することから益獣として親しまれています。
いわばリンゴ畑の守り神的な存在であるフクロウに自社を例え、「津軽のリンゴ農家、リンゴ産業を守るフクロウのような存在でありたい」という願いから『モホドリ蒸溜研究所』と名付けました。
代表メッセージ
りんごの一大産地である青森県において、後継者不足・人手不足等の影響により年々りんごの生産量・耕作面積は減少しています。
私共はその畑を加工専用園として手の掛からないりんごを生産し、付加価値の高いブランデーに生まれ変わらせることで、りんご産業を支えていきたいと考えています。
時代と共に移り変わる日本の酒文化に新たにブランデーの文化も創造して行こうではありませんか。
モホドリ蒸溜研究所代表 木村 愼一
アップルブランデー工場
蒸溜釜は、ドイツのアーノルドホルスタイン社で仕上げていただき、海を渡って長旅の元、青森に上陸しました。
1200ℓのマッシュ(りんごを砕き発酵させた原料)を蒸溜できる釜が、二機搭載されたこの連続式蒸溜釜を使いアップルブランデーが作られる工場ものぞくことができるモホドリ蒸溜研究所、ぜひお越しいただき、お楽しみください。
特別製法とSDG's
通常は搾汁の後行う発酵を、あえて搾汁せずにりんごをまるごと発酵させることで豊かな香りを引き出しています。
また本来は廃棄物となってしまう発酵カスを堆肥の原料に使い、畑に還元しています。原料栽培から手掛けることで、この循環を可能にしています。